和歌山県美容業生活衛生同業組合ホームページをご訪問いただきありがとうございます。
消費者の皆様方には、日頃より組合加入美容室をご利用頂き、心から感謝申し上げます。
和歌山県美容業生活衛生同業組合は「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」に基づき、美容業界の利益と振興及び、消費者の安全と安心を守るため、美容業経営者で組織し、県下で唯一の和歌山県知事に認可された団体(和歌山県美容業生活衛生同業組合)で、設立以来60年以上の歴史をもっております。
皆さんは、国家資格を持っている美容師でなければ、美容を業務とすることができない事をご存知でしょうか。これを「業務独占」と言って、美容師法で定義され守られている、美容師の義務と権利です。
しかし現在この免許制度の存続が危ぶまれています。規制緩和の流れに乗って「美容師免許を持っていなくても仕事ができるように」或いは「美容師免許制度自体を廃止」しようという動きが活発になっています。大企業や海外資本に有利で、美容業界の無秩序化を招く恐れのある、規制緩和を全国5万人余の組合員が監視し、その暴走を断固阻止しています。
当組合は、県内に存在する保健所ごとに支部を設けて組合運営を行っており、美容選手権大会(コンクール)の開催、着付・ニューヘアスタイルの講習会、福祉美容、美容業における情報提供、消費者を守る賠償責任補償、美容師のための各種共済事業の推進等、様々な事業を通じて、業界の振興を図っています。
そして、公衆衛生の維持向上のため、各組合員がその美容所の適切な衛生管理を行うことによって、お客様の健康を守り、安心、安全な社会の実現を目指しています。またこの目的が達成されることにより必然的に、美容師も快適な環境の下で健康に働けることとなります。
県下の美容室の経営者におかれましては、その経営にあたり、さまざまな疑問や、改善の必要を感じる事柄があると思います。まず組合に加入し、その思いをおっしゃって下さい。これらの取り組みを通して、組合員の皆さまとともに美容業界の更なる発展に貢献してまいる所存でございます。